反社会人サークル『ロウドウジン』公式サイト

反社会人サークルとは

「反社会人サークル」などというのはきわめて触れ合いたくないタイプのサークルの名称のように思える。それもそのはず、「反社会」という言葉の持つイリーガルな印象がそうさせるのだろう。しかしそれは誤りである。本サークルは「反=社会」的な行動、すなわち国家転覆などを願う団体ではない。正確には「反=社会人」にして「反=社会人サークル」なサークルなのだ。本誌ではそんな反社会人サークルの日常というか非日常というか、そもそも実在しているんだか非実在なんだか、そんなリアリティを切りだしてお届けすることが出来れば幸いである。というか、本誌の製作によってはじめて反社会人サークルがサークルとして活動を開始したのだ。しかし事実はそうではなかった。ニートニートのまま社会には出ることができない(語義矛盾)ように、反社会人サークルも社会人サークル的には振る舞えないのだ。そんなジレンマもまた、本誌から感じ取れるのではないだろうか。 (『ロウドウジン』第1号巻頭言より)

サークル紹介文

  • ハンシャカイジンサークル、またの名を実験企画室。社会人にありがちな縦軸でも横軸でもない、斜めの軸から世界を読み取った結果をご覧にいれませう。安全第一。天地無用。← (第11回文学フリマバージョン、2010年)
  • 学生でも社会人でもなく……反社会人。そんな不思議な存在を切り口に現代社会にモンゴリアンチョップ!人と地球に優しいエコエコアザラクな反社会人サークルがお送りする会誌『ロウドウジン』第2号を頒布予定です。ちなみに第1号には反社会人アイドルさんのインタビューなどが掲載されています。 (第12回文学フリマバージョン、2011年)
  • 世間がなでしこジャパンの話題で盛り上がれば盛り上がるほど『機動戦艦ナデシコ』や『ヤマトナデシコ七変化』や田村ゆかり堀江由衣のことを考えがちな今日この頃ですが、依然として大卒就職率は悪化の一途を辿っています。われわれ反社会人サークルはそんな現代社会を生き抜くためのヒントを面白可笑しく提供します!← (第13回文学フリマバージョン、2011年)
  • 脱原発より脱社畜。精神的な自立で世界を冷温停止状態にしたいと考えております。会誌『ロウドウジン』新刊のほかにいろいろ取り揃えています。 (第14回文学フリマバージョン、2012年)
  • 問題は2013年春の文学フリマで大阪に行くか行かないか、それだけだ!日本よ、これが文学だ!(The problem is 2013 Bunfree in Osaka! To go, or not to go! Hey Japan, this is THE BUNGAKU!) (第15回文学フリマバージョン、2012年)
  • 大阪の街に屹立する通天閣……そんな存在に憧れる反社会人サークル。『ロウドウジン』新刊テーマは「就活」。既刊テーマは「企業理念2.0」「メディア」「死」「震災」。NMB48については鋭意勉強中。スカイツリー!(スカイハイ!風に) (第16回文学フリマバージョン、2013年)
  • 大好評『ロウドウジン』新刊(Vol.8)のテーマは「冠婚葬祭」。何かとまわりに冠婚葬祭の機会が多くなりつつある反社会人サークルは、それをテーマにロウドウ環境における隠された真実をあぶり出します。もちろん、反社会人アイドルのグラビア&インタビューや連載コラムも。……社畜よ、目を覚ませ!そして、生きろ。 (第18回文学フリマバージョン、2014年)
  • 大阪よ!わたしは帰ってきた!……というわけで、反社会人サークルです。名前に反して、意外と社会的です。今回は「別冊・ロウドウジン(仮)」と称して、とある反社会人アイドルの追悼特集を予定しています。反社会人の死、社会的な死、そしてインターネット人格の死。その痕跡をたどることでミえてくるものとは?刮目。 (第2回文学フリマ大阪バージョン、2014年)
  • 反社会人サークルとは、いったいなんなのか。サークルとして10冊目の本という区切りである今回は、反社会人サークルのこれまでとこれからを見つめなおす、そんな方針で絶賛検討中です!(超訳:カタログ〆切の今日は、大阪文フリから1週間経っていません。お察しください) (第19回文学フリマバージョン、2014年)
  • 今回は黄金週間の最終日じゃないところに事務局のやさしさを感じました。反社会人サークル、カレンダー通りに絶賛営業中です。新刊アリ。着信ナシ。 (第20回文学フリマバージョン、2015年)
  • 反社会人サークルです!反社会サークルではないです!新刊「ロウドウジン」の特集テーマは「ボードゲーム」の予定です。別の某即売会で頒布した「コミックロウドウジン」含め、既刊もご用意してお待ちしております。 (第21回文学フリマバージョン、2015年)
  • ゲームマーケットに浮気して、文学フリマ新刊を落とした2015年秋から半年……。華麗なる復活を遂げる!……本当だよ! (第22回文学フリマバージョン、2016年)
  • 反社会的勢力じゃない方の反社会人サークルでございます。企業様もお取引の際にはご安心くださいませ。最近ではメインのロウドウ系ミニコミ誌『ロウドウジン』制作だけではなく、カードゲーム(『この過労死がすごい』『名刺じゃんけん』)制作にうつつを抜かしつつ、新刊も作りつつ。つつつつつつつつ……つつ! (第23回文学フリマバージョン、2016年)
  • いくぜ!100万台! (第24回文学フリマバージョン、2017年)
  • 反社会人歴もそれなりになってきた今日このごろです。 (第25回文学フリマバージョン、2017年)
  • 反社会人たるもの「『有給チャンス!』などといっているXXな会社はXXすれば良いのにな」などと社会派くん代表として義憤にかられています。なう。 (第27回文学フリマバージョン、2018年)